ついにあの殺人蟻「ヒアリ(火蟻、fire ant)」が日本に上陸してしまいました!

ヒアリといえば
世界仰天ニュースや地球ドラマチックでは見たことがありましたが
まさかこんなに早く日本に上陸してしまうなんて…

ウチは小さい子供もいるので心配です!


いざという時に備え、ヒアリの特徴や対策を調べました。

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ヒアリの生態と特徴!公園に好んで巣をつくる!?


まずは敵を知ることから。

ということで、ヒアリの特徴や生態についてです。

■ヒアリの見た目、大きさや特徴について


ヒアリは体長2~6mmと比較的小型の蟻。

色が赤い(赤茶色、赤褐色)のが特徴。
腹部(おしりのほう)は少し暗い、黒っぽい色。

女王アリや雄アリには羽があり、結婚飛行をする。

日本在来種で見た目が似ているのは、
トフシアリ、ヒメアリ、アズマオオズアリなど。

■ヒアリの生息地や巣について


ヒアリは南米原産で、亜熱帯~暖温帯に生息。

1930年頃にアメリカに侵入。
以降、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、中国、台湾
と環太平洋諸国に次々侵入。

ヒアリは草地や公園、畑など、やや開けた場所に生息し、
巣(蟻塚)を作る。

日本にもヒアリのように赤っぽい蟻はいるがアリ塚を作る種はいない。

なわばりは通常 60~100平方メートル程度。

■ヒアリの食性、性格


基本的には単独で昆虫やトカゲのような爬虫類を捕食する。
ネズミなど、小型の哺乳類を集団で攻撃して捕食することも多い。

極めて攻撃的。

雑食で、樹液や花の蜜、種子なども食べる。




本来、ヒアリはやや暑いエリアの生物なんですね。

でも 日本も最近は温暖化で全国的に気温が上がっているので
十分定住可能ですよね。


すっかりヒアリに定着されてしまったアメリカでの様子が
先日 ニュースで報じられていました。

そこでは、ヒアリが公園内の縁石沿いに点々と巣を作っていました

1つの公園内に何か所も巣があったのです!

アリ塚はまだそんなに大きくなっていなくて、
子供が遊びで少し砂を盛ったのかな?程度。

これはよく見ないと気がつかないかも、と思いました。


子供にもヒアリやヒアリの巣などについて教えておき、
「ヒアリかも?」と思う蟻や巣があったら

触らない・近づかない・大人に知らせる

ということを教えておいたほうが良さそうですね!

ヒアリを見つけたら!ヒアリの駆除方法と通報


では、いざヒアリを見つけたらどうしたらいいのでしょうか。

私なら 思わず慌てて踏みつぶしてしまいそうですが(汗)

というわけで、次はヒアリを見つけた時の対処法についてです。

■ヒアリの駆除方法


≪その1≫ ベイト剤(毒餌)を使う


ヒアリを全滅させるには、ベイト剤が最も効果的とされています。
時間は少しかかりますが、巣の中の蟻まで全滅されられます


≪その2≫ 殺虫剤(液剤)を散布する。


ベイト剤は家になくても殺虫剤なら常備している方が多いのではないでしょうか。
すぐにやっつけれて効果も高いのは殺虫剤です!

ただし特にスプレーの殺虫剤だと、巣の奥までは届かないので
全滅には至らない可能性があります。

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≪その3≫ 熱湯をかける


この方法は数を減らすことはできますが、全滅させることは難しいので、
殺虫剤などがすぐに用意できないときの応急処置におすすめです。




いずれにしても、ヒアリを素手で触るのは大変危険なので絶対にやめましょう!

踏みつぶすのも、潰し損ねて刺される危険性がありますのでやめたほうがよいでしょう。


また、ヒアリを見つけたら駆除も大切ですが もう一つすべきことがあります。

それは 地域の環境事務所・保健所・警察・自治体などへの通報

ヒアリがいたらこれらの機関に必ず連絡し、
周辺にもヒアリがいないかの捜索・完全駆除・被害の予防につなげましょう!


アナフィラキシーの危険性も!ヒアリに刺された場合の症状と対策


万が一の時、慌てずすみやかに適切な対処をするために。

ヒアリに刺されてしまった場合の症状と対処法についてです。

■ヒアリに刺されたらどうなるの?


ヒアリに刺され(咬まれ)ると、
毒(ソレノプシン)により 熱いような非常に激しい痛みが生じ、
刺された箇所が腫れる。

その後の反応の大きさは体質によって大きく異なる。


≪反応が軽度の場合≫

・刺された箇所の腫れや痒み、軽い痛み
・10時間程度で膿が出ることが多い

≪反応が中度の場合≫

・刺された箇所の腫れや痛みの他、
 刺されて数分~数十分で、部分的または全身に痒みを伴うじんましんが出る

≪反応が重度の場合≫

・声が枯れる
・息苦しくなる
・激しい動悸
・めまい

さらに、急性アレルギー反応を起こす場合がある。

・血圧低下
・呼吸困難
・意識障害
・昏睡状態に陥る
・アナフィラキシーによる生命の危険




ヒアリによる激しいアレルギー反応(アナフィラキシーショック)で、
アメリカでは年間100人以上の死者が出ているとのこと!

軽度の反応なら 痛い、痒いで済むようですが…
どのぐらいの反応を起こすかなんて、刺されてみないと分からないですもんね!


ヒアリは「ハチ目 スズメバチ上科」に属していて、
その毒は蜂の毒と共通した成分があるそうです。

そのため、
蜂毒アレルギーを持つ人は特にアナフィラキシーを起こす危険性が高いそうですよ!

過去にハチに刺されて反応が大きかった方などは特に注意したほうが良さそうです!


■ヒアリに刺された時の対処法

体調の変化に注意しながら、20分程度は安静に。
刺された箇所は触らない。

軽度の症状のみで悪化しなければ、急がずに病院を受診。

体調の急変を感じたらすぐ救急車を呼ぶか、最寄りの病院へ。
症状は急速に進むので注意。

病院では“アリに刺されたこと”“アナフィラキシーの可能性があること”を伝える。




概ね上のような対応が推奨されていますが、
私 個人的には“ヒアリに刺されたかも!?”と思ったら
すぐ病院へ向かうのをお勧めしたいです!


重度の反応へと容体が急変するのには、
刺されてから数分~数十分までしかかからない
そうです。

アナフィラキシーが起きてしまってからでは
自分で救急車を呼ぶのも難しいと思います。

軽度でも一応病院を受診したほうが良いのですし、
重篤な状態に陥る前に対応しておいたほうが良いかと思います!

まとめ

最悪の事態を考えると、とても怖いヒアリ。

だからこそ、正しく生態や対処法を知っておくことが大切ですね。

物や人の世界的な動きは止められませんから、
これからも もし上陸してきても定着させない・被害を出さないために
早期発見、早期駆除を徹底していきたいですね!


最後までお読み頂きありがとうございました。


【参考サイト】
環境省自然環境局「ストップ・ザ・ヒアリ」
東京都環境局
国立環境研究所 侵入生物DB

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